風邪を引き起こす原因の9割は、ウィルスによるものです。
残り1割は、溶連菌やマイコプラズマといった細菌によるものです。
このウィルスと細菌は、全く別物です。
別物ですが、混同している人も多いでしょう。
細菌は、一つの細胞しかない単細胞生物で、自己複製能力を持っています。
つまり、自分で増殖することが出来るのです。
ウィルスは、遺伝子(DNA、RNA)をタンパク質の殻で包んだだけの単純な構造です。
ウィルスは、細菌と違い自分自身で増殖することは出来ません。
必ず、宿主となる細胞が必要で、感染した細胞を利用して増殖します。
感染力はウィルスによります。
風邪を引き起こす細菌の種類は限られていますが、ウィルスの種類は200とも400とも言われています。
風邪が治ったと思ったら、また風邪を引いたなんてことが起きますが、それは別の型のウィルスに感染してしまうからです。
でも、同じ環境にいても、全く風邪を引かない人もいます。
これは、各個人の免疫力の差なのです。
免疫力が高ければ、例え感染しても症状が出なかったり、出たとしても軽く済むのです。
風邪の原因の殆どが、ウィルスによるものである以上、ウィルスを完全にシャットアウトすることは不可能です。
しかし、先ほども述べたように、免疫力が高ければ、ウィルスを抑え込むことが出来るのです。
普段からの手洗い・うがいなどによる予防や、心身共に休養を取り、免疫力を高めることが肝心です。
風邪の原因。
殆どは、ウィルスによるものです。
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