『身体が変われば、人生が変わる』あなた史上最高の状態へ快復させる整体

しゃがんだり、

立ち上がり動作で痛みが出る。

右腰もそうだが、

右腸骨稜際にも

緊張が出ている。

PSISの位置はズレて

いなかったが、

仰向けで確認すると、

ASISの位置は右側が

下方にズレていた。

つまり、右腸骨が前傾

していることになります。

この前傾した状態が

右腰の痛みに繋がって

いるようです。

前傾させているのは、

右大腿部にある

大腿直筋の張り

によるものです。

しかし、

ここで何で右腸骨が

前傾してしまったのか

という疑問が湧きました。

痛みが出る前に何か

変わったことが

なかったか尋ねると、

「自転車に乗ろうとしたら

転倒した」とのこと。

痛みが出る数日前に、

そのようなことが

あったようです。

左側に転倒してしまった

そうなのだが、あるとすれば

その時に何かあったのだろう。

改めて右下肢の状態を

確認してみると、

内旋する癖が出ていた。

これは、

恐らく転倒した際に

右下肢が内側に巻き込む

ように倒れ、その癖が

残ってしまったのだろう。

そうだとすると、

話の辻褄が合う。

まず、

自転車に乗る際に転倒

↓

右下肢に内旋癖が残る

↓

その状態で自転車を漕ぐ

↓

右大腿四頭筋が張ってくる

↓

右腸骨が前傾させられる

↓

右腰に痛み

このような流れで

右腰が痛くなったはず。

右下肢の内旋癖を緩めると

右大腿直筋が緩み、

右腸骨の前傾が戻った。

右腰や右腸骨稜際を

押してみると、

緊張が無くなり、

痛みも無くなった。

骨盤が前傾しているかは、

うつ伏せでPSISを診ても

分かりません。

仰向けにしてASISを

診ないと分かりません。

腰の痛みも様々です。

そして、

何で痛くなったのかを

掘り下げる必要があります。

なぜ？を追求していくと

治療家としてのレベルが

どんどん高まって行くのです。