この男性は、仕事で重い
コピー機を扱うので、
その影響で痛みが出ている
のかなと思った。
ところが、実際に施術を
進めていくと別の理由が
あることが分かりました。
まず、両足のどこに硬さが
あるのかを確認すると、
左足の踵と環趾MPの辺りに
硬さがありました。
これは、左股関節に硬さが
出ていることを現している。
仰向けで左股関節を診ると
硬さと圧痛があるので、
やはり間違いなさそう。
更に左大腿部外側に硬さが
出ているので、その緊張が
左小胸筋の張りに繋がっている。
この影響で左腰と左肩に
痛みが出ているのだと思った。
早速、左股関節と左大腿部
外側の緊張を緩めてみた。
関連する左小胸筋の張りも
緩んだので、これでいい
だろうと思い、もう一度
両足を背屈させてみた。
すると、まだ左足の方が
背屈しづらい。
あれ?まだどこかに緊張が
残っているんだとちょっと
腑に落ちなかった。
一番緊張していたのは、
左股関節で間違いないはず
だが、他にも何かがある
ということになります。
このように、
予想通りに行かない
こともあるのだ。
そんな時は
すぐに軌道修正すれば良い。
この男性の原因とは?
次回の後編に続きます。