近年、施術中の事故が増えている。
筋肉や腱を損傷したり、ひどいと骨折というケースもある。
誰もわざと事故を起こす人はいないが、事故は100%治療家側に責任がある。
つまり、事故が起きるも起きないも、治療家次第なのです。
せっかく身体を良くする為に施術を受けに来られたのに、逆に身体を痛めてしまっては本末顛倒です。
その様なことを起こしてはならないし、起こさない為の努力をしなければいけません。
僕はその様な想いから、患者さんに負担を掛けない安全で安心な施術をしようと思う様になりました。
事故のリスクや痛みが無く、それでいて効果的な施術方法を目指したのです。
そして、試行錯誤を繰り返し、現在の施術の基本である、手あて療法と間接法の2つに辿り着きました。
この2つの手技は、力を必要としません。
無理な力を加えない為、安全性が高いです。
もちろん安全性が高いだけでなく、施術効果も高いです。
安全性と有効性を両立しているのです。
どんな手技が良いかは、様々な考え方があるので自由ですが、力で筋肉や関節を緩めようとする手技は事故の元です。
安心・安全な施術。
力でグイグイやるような手技は、事故のリスクがあることをよく覚えておきましょう。