痛みは誰にとっても嫌なものです。
僕も過去にぎっくり腰を2〜3回やっていますが、出来ることなら経験したくないですね。
痛みを不快なもの、忌み嫌うものと感じてしまうと、どうやってその痛みを取り除こうかということばかりに気が取られてしまいます。
痛みから一時的にでも解放されるならと、薬に頼る人もいます。
痛み止めを飲み始めると、痛み→痛み止めを飲む→痛みの緩和→痛みのぶり返しという無限ループに陥ります。
薬で痛みの原因が解消される訳ではないからです。
※痛み止めを完全に否定している訳ではありません。痛み止めが必要な場合は、適切に使うべきです。
ここで考えなければならないのは、なぜ痛みが出ているのか?です。
タイトルの通り、痛みは身体からのSOS。
何か身体にトラブルが起きていますよと、痛みを通して教えてくれているのです。
痛みの元が何なのか?それを突き止めることが大事です。
それを疎かにして、痛みを上辺だけ取り除こうとするのは、身体のSOSを無視していることと同義です。
慢性化した痛みは、痛みの発生場所と原因が一致しないことが圧倒的に多いです。
つまり痛みの発生場所だけを診ていても、原因は見つかりません。
頭のてっぺんから足先まで、全身を診て原因を見極めなくてはいけません。
痛みには必ず原因があります。
痛みを抑えつけても何の問題解決にも繋がりません。
むしろ問題を益々悪化させてしまう可能性があるのです。
なぜなら、痛みの原因に対処していないからです。
痛みは身体からのSOS。
そのSOSにしっかり向き合い、原因にアプローチすることで、真の解決へと近づくことが出来るのです。