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元妻の死が急性腰痛に繋がった50代男性。前編

いつも肩の痛みと可動域制限に悩んでいる男性が、腰が痛くなったとやって来ました。


この時点で、あれ?おかしいなと感じました。


何故なら、この男性を長年診続けていますが、過去一度も腰痛になったことはありません。


何があったんだろうと思いますよね。


何をして痛くなったのかと聞くと、お昼に近くのコンビニに買い物に行って、帰って来てご飯を食べようと椅子に座ったら腰が痛くなったそうです。




まず、うつ伏せで身体の状態をチェックしてみると、右の腸骨が親指一本分下方へズレていました。


ズレは毎回チェックしているのですが、こんなことは初めてです。


左右の足の硬さを比べると、右足の距骨下関節が異様に硬くなっていました。


足の癖を診ると、右足の距骨が後方へズレる癖が出ていました。


このような癖が出る場合、足を擦るような歩き方をした可能性が高いです。




聞くと、仕事で履いていた大きめの長靴で買い物に行ったそうです。


これを聞いて、なるほどと思いました。


長靴は足にフィットしない為、歩く時にすり足になりやすく、それで右足の距骨が後方へズレたんだと思いました。


そこで、距骨を戻す操作を行いました。




しかし、ここであれ?と思いました。


なぜかと言うと、もしすり足が原因で距骨がズレたのであれば、この操作でかなり硬さが緩むはずだからです。


でも、僕が想定したほど、緩まなかったのです。


つまり、まだ本当の原因が残っているということになります。


それこそが、今回の急性腰痛の本当の原因だったのです。


その原因とは?


次回の後編でお伝えします。


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