1. HOME >
  2. 手あて快復整体道ブログ >
  3. 右首と左腰から左膝にかけて痛みが出た30代男性。後編

手あて快復整体道ブログ

右首と左腰から左膝にかけて痛みが出た30代男性。後編

前編がまだの方はこちら↓

右首と左腰から左膝にかけて痛みが出た30代男性。前編



左腰から左膝にかけての痛みは、バーベルを持ち上げた際、右手の握力が強かったために、左よりも先に上がってしまい、左に重心が掛かってしまったからです。


そして、右首の痛みも、実はデッドリフトが関係していました。




改めて足の緊張を調べると、左足の踵と左足環趾MPに出ていた硬さは無くなり、右足の示趾と中趾の中足骨に硬さが出ていました。


※問題となっていた硬さが緩むと、足にもそれが反映されます。


右足の示趾と中趾の中足骨は、右前腕に当たる場所です。


と言うことは、右前腕の張りが右首に繋がったのかなと思いました。




右前腕を触診すると筋肉の張りが強く出ていました。


やはり間違いなさそうです。


右前腕の張りを緩めると、右首の張りもなくなりました。




この右前腕は、デッドリフトで硬くなったはずです。


つまり、右首と左腰から左膝に出たどちらの痛みも、デッドリフトが原因だったことになります。


ウェイトトレーニングは、左右の筋バランスが整っていないと、今回のように身体を痛めることになってしまいます。




実際、この男性に限らず、トレーニングで身体を痛める方が多いです。


重量を上げていくと、左右の筋力差が顕著に影響してしまうのです。


ウェイトトレーニングをするなら、左右の筋バランスを整えた上で行うことをお勧めします。


身体を鍛えるはずが、痛めてしまうことのないように注意しましょう。


次の記事
2024年07月02日
コメント
name.. :記憶
e-mail..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):